愛犬が「ふー」とため息をつく様子をみたことはありませんか?
犬はさまざまな理由でため息をつくことがあり、なかには体調不良や病気によってため息が出ることもあるそうです。
今回は「犬がため息をつく理由と注意点」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。
犬がため息をつく理由

引用元:
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
――犬はどのようなときに「ふー」とため息をつくのでしょうか?
岡本先生:
「犬のため息は、
- ストレスを感じていて自分を落ち着かせたいとき
- 疲れているとき
- リラックスしているとき
- 満足しているとき
- 飼い主さんに注目してもらいたいとき
- 悪心(胃がムカつく・気持ちが悪い)や息苦しいなどの体の不調があるとき
などにみられることがあります」
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犬がため息をつくときの対応と注意すべきため息の見分け方

引用元:
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
――犬がため息をついているときはどのように対応すればよいですか?
岡本先生:
「愛犬がため息をついているときは、様子をよく観察することです」
――犬の体調不良や病気などによる注意が必要なため息との見分け方はありますか?
岡本先生:
「特に、犬がリラックスしているのか落ち着きがないのか、他に元気食欲がないなどの症状がないかをよく観察するようにしましょう。
ため息とともに、元気・食欲が落ちていたり、呼吸が苦しそうな様子があるなど他に症状があるようでしたら注意が必要です。愛犬に気になる様子がみられる場合は動物病院を受診しましょう」
犬のため息はいろんな場面でみられますが、愛犬が頻繁にため息をついていたり気になる様子がある場合は、いつもと違う様子がないか、具合が悪くないかなど様子をよく観察してあげたいですね。
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(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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