いぬのきもち

今週の「柴犬のここが好き」



たとえどんなに浮いていようと、毛のかたまりを抜くと本気で怒られるとこ。

「ご主人でもダメですよ!」
あんなに気持ちよさそうに寝てたのに、そんなに怒る?

完全に浮いてるし、
「お願いします。抜いてください。」と言っているかのような毛。
絶対にもう必要のない毛だよね?
それでもダメなの?

ダメなんです。
この感情だけはどうしてもわかりません。

抜いた方が気持ちいいのにと思ってしまうのです。
それはこちらが思うだけで本犬にとってはきっと違うんですよね。

どんなに浮いていても、やっぱり抜くとチクっと痛いのかもしれない。
抜けたところがスースーして気持ち悪いのかもしれない。
もし、抜いて気持ちいいのであれば怒らないはずですもんね。

あの浮いた毛を見つけると、試されている気がするんです。
我慢できた時は自分を褒めてあげたいです。

そしていつの間にか、自然に抜けているのを見つけて、そっとその毛を拾うとき「私は大人やったな」と思うことにしているのです。


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