最近のマロたんは、わたしの顔を見ると「おやつください」のおねだりがすごいのです。ごはんを食べたばかりでも、おやつをあげても、すぐに次の催促。その食いしんぼうぶりには、ちょっと呆れてしまうほどです。
おやつおやつおやつ…
でも、ふと不安がよぎりました。これはもしかして、食べたことを忘れてしまう「あの症状」なのではないか。14歳8ヶ月という年齢を考えると、認知症の可能性だってあるはず。甲状腺ホルモンの薬の副作用かもしれないし...と、心配の種は尽きません。
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ストーカー化する「おねだりさん」
毎月の診察のついでに先生に相談してみました。「朝から晩までおやつがほしいとうるさいくらいです。食べたことを忘れてしまうんでしょうか?」と。すると、先生はニコニコの笑顔で「元気なだけだと思います」とおっしゃいました。元気なだけ!!!
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待たせると尻尾が下がるおねだりさん
甲状腺機能低下症の治療でホルモンの値も落ち着き、少し高かった腎臓の数値を改善するために始めた療法食とサプリが効果を上げて正常値に戻り、体への負担が減って体調が良くなって、食欲が出たということらしいのです。そう、ただの食いしんぼう。
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おやつを見せると笑顔になるおねだりさん
帰宅後、念のため犬の認知症セルフチェックをしてみると、やはり兆候なし。なんだよ、やっぱりただの食いしんぼうかよ。食いしんぼうで元気すぎるマロたんがますます愛おしく、ほっと安心したのでした。
意外と歩けるおねだりさん
体調の改善は散歩にも現れています。朝晩が少し涼しくなったこともあって、以前のトボトボ歩きから、またスタスタと歩けるようになりました。距離も伸びて、体調を崩す前より元気かもしれません。グレーチングをひょいをジャンプしたりと、まだまだ元気です。
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散歩中はおねだりしないさん
ところが、飼い主のわたしは相変わらずの心配性。若い頃のマロたんより筋力が落ちたと感じることも増え、歩かせすぎては負担になるのではとハラハラします。ハイシニアのわんことの付き合いは心配が尽きません。
ごはんと薬はおねだりなし
実際、腎臓の数値は良くなったけれど、今度は肝臓の数値が悪くなったりもしました。腎臓用療法食はタンパク質が少ない分、脂質が高いので、肝臓に影響が出るわんこもいるそうです。様子見でもいいけれど、年齢を考えると薬で負担を減らしてあげたほうが良いと、アドバイスを受けました。
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我が道を行くおねだりさん
あと、そういうタイプは太りやすいとも言われました。思わず「え?これ以上ですか?」と聞き返してしまいました。歩くことは肝臓にも良いそうなので、負担にならない程度に、お散歩を頑張ります。(この日は、夜明け前の住宅街を爆走してきました。ノーリードに見えますがもちろんそうではありません。)
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ドアの前で待つおねだりさん
きっとマロたんは「また何か心配してるのね」とでも思っているのでしょう。その後にはきっと「そんなことよりおやつ」と思っているのでしょう。あ、話が最初に戻った。
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