家に来客がある時、愛犬が見えないストレスを感じていることもあります。
今回は、犬が来客時に感じるストレスの原因と対処法を獣医師の藤本聖香先生に教えていただきました。
ここにいれば安心という場所が確保できていない

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いぬのきもち投稿写真ギャラリー
根本的に来客が苦手な犬は多いですが、予測不可能な動きをすることが多い子どもに対しては、とくにストレスを感じます。
臆病な犬の場合は別の部屋に隔離して、子どもと接触させないほうがベターでしょう。やむを得ず同室になる場合も、クレートに入れて上から布をかけるなどの対策が必要です。
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知らない人に急に触られるのはストレスに

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いぬのきもち投稿写真ギャラリー
警戒心が強い犬はとくに、縄張りである自宅に知らない人が入ってくることを恐怖に感じます。そのうえ、いきなりその人に触られると、身の危険を感じて吠えることもあるでしょう。
愛犬が家族以外の人を苦手としている場合は、来客に愛犬を無視してもらいましょう。愛犬が落ち着いたタイミングで、来客に特別なおやつを投げて与えてもらうと、警戒心が解けるかもしれません。
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逃げ場がない状態で遅くまでにぎやかだと疲れる

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いぬのきもち投稿写真ギャラリー
夜遅くまで来客が家にいてにぎやかだと、犬は疲れを感じます。1DKなどの部屋数が少ない家で暮らす犬にとっては、人の気配を感じやすく、落ち着いて寝られないでしょう。
飼い主さんが一人暮らしの場合は、ふだんの静かさとのギャップが大きくて一段と負担に。“おひらき”は早めにすることを心がけましょう。
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家の中にお客様を招くときは、愛犬の目線に立った楽しみ方も考えることが大切。少しでも愛犬のストレスを軽減してあげられるとよいですね。
お話を伺った先生/藤本聖香先生(英国APDT認定ペットドッグトレーナー 獣医師 「CanineRelationz」主宰)
参考/「いぬのきもち」2025年10月号『暮らしに潜む「イヤ」なことが犬目線でわかる 愛犬のストレス日記』
文/小崎華
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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