部屋の中を行ったり来たりしたり、急にそわそわと動き回ったりする愛犬の様子に気づいたことはありませんか?
落ち着きがない様子に「何か理由があるの?」「体調が悪いのでは」と心配になる飼い主さんもいるかもしれません。犬が不安を感じているとき、どのような行動が見られるのでしょうか。
今回は、犬が不安を抱えているときのサインや対応のポイントなどについて、いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生に伺いました。
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落ち着きがないときに見られやすい行動

引用元:
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬が不安を感じているとき、同じ場所をうろうろ歩き回る、飼い主さんの後を過度に追いかけるといった行動を見せる場合があります。また、頻繁にあくびをする、体をかく、前足をなめ続けるといったしぐさも緊張のサインと考えられています。
一見すると癖のように見える行動でも、状況によっては心の落ち着かなさが背景にあることもあるようです。行動が始まるタイミングやきっかけを観察することで、理由の手がかりが見えてくるでしょう。
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よくある誤解と背景にあるもの

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いぬのきもち投稿写真ギャラリー
元気に動き回っているように見えると、不安とは結びつきにくいかもしれません。しかし、環境の変化や大きな音、来客などが刺激となり、気持ちが高ぶっている可能性もあります。また、飼い主さんの緊張を敏感に感じ取っている場合もあるとされています。
その時々の環境や生活のリズムを一度見直してみることが、参考になるかもしれません。
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注意したいケース

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いぬのきもち投稿写真ギャラリー
そわそわしているのが一時的であったり、怖いものから遠ざかると落ち着いて過ごせている場合は大きな問題にならないこともあります。
ただし、
① 思いあたる理由がないのにそわそわがずっと続いている
② 吠えたり攻撃的な様子が伴うなど悪化がみられる
③ 食欲の低下や下痢などが伴う
これらの様子が見られた場合、愛犬が強いストレスにさらされ続けている可能性があります。
動物病院に相談することを検討するとよいでしょう。
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飼い主さんが取り入れやすい対処の例

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いぬのきもち投稿写真ギャラリー
まずは、落ち着いて過ごせそうな環境づくりから意識してみるとよいでしょう。愛犬がよくいる場所にクレートなどで身を隠せる避難場所を作ったり、気を紛らわせることのできるおもちゃを取り入れてもよいです。穏やかな声かけを心がけることも安心につながるでしょう。
毎日の生活リズムに目を向けながら、適度な運動としっかり休める時間を意識して確保していくことも、ひとつのポイントと考えられます。
飼い主さんが愛犬の様子に気づき、寄り添うことが大切です。参考にしてみてくださいね。
監修/いぬ・ねこのきもち獣医師相談室
文/いぬのきもちWeb編集室
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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