静かなときに、愛犬が「クーン」と小さく鳴いたり、鼻を鳴らすような音を出したりすることはありませんか?
大きく吠えるわけではない分、「不安なの?それとも何かお願いしているの?」と気になる飼い主さんもいるかもしれません。
今回は、犬がクーンと鳴く理由や鼻鳴らしの背景、見極め方と対応のポイントなどについて、いぬのきもち獣医師相談室の原 駿太朗先生に伺いました。
犬がクーンと鳴くのはなぜ?犬が鼻を鳴らすときの気持ちと見極め方を解説
クーンと鳴くのはどんな気持ち?
.jpg)
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬がクーンと小さく鳴くときは、何らかの感情を伝えようとしている場合があると考えられています。大きく吠えるよりも控えめな表現で、不安や期待、甘えなどが含まれていることもあるでしょう。たとえば、そばに来てほしい、気づいてほしいといった気持ちが背景にあることもあります。
このような鳴き方は、強い主張というよりもやわらかなサインといえるかもしれません。
鼻を鳴らす行動の理由
.jpg)
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
鼻を鳴らすような音も、クーンという声と同様にコミュニケーションの一つとされています。
①かまってほしいとき
②不安や緊張を感じているとき
③要求を伝えたいとき
④眠い・リラックスしているとき
このように、同じ音でも状況によって意味が変わる場合があります。
よくある誤解と注意したいサイン
.jpg)
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
クーンと鳴くとすぐに「不安」と結びつけてしまうことがあるかもしれませんが、必ずしも意味が同じとは限らないとされています。しっぽを振っていたり、落ち着いた表情であれば、甘えや期待の可能性もあるでしょう。
一方で、元気がなく落ち着かない様子が続く場合や、体調の変化が見られる場合は気をつけて観察しましょう。 鳴き声だけで判断せず、全体の様子を見ていくことが大切です。
飼い主さんができる対応の工夫
.jpg)
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
クーンと鳴いたときの対応は、状況に応じて変えることが大切です。
①軽く声をかけて安心させる
②要求が強い場合はすぐに応えすぎない
③日中の運動や遊びを充実させる
④安心できる環境を整える
こうした工夫により、過度な鳴きが習慣化しにくくなると考えられています。特に、すべての要求にすぐ応えるのではなく、メリハリを意識することがポイントです。
小さなサインを読み取ることが大切
.jpg)
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
クーンという小さな鳴き声や鼻鳴らしは、犬からのさりげないメッセージといえるでしょう。その意味を理解することで、より適切な関わり方が見えてきます。過度に心配する必要はありませんが、普段との違いに気づいたときは注意を向けることが大切です。
日々のやりとりの中で、愛犬の気持ちに寄り添っていけると安心ですね。
監修/いぬ・ねこのきもち獣医師相談室
文/いぬのきもちWeb編集室
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性がない場合もあります。