愛犬が部屋の中を行ったり来たりしたり、そわそわしてなかなか休まなかったりすることはありませんか?
落ち着かない様子が続くと、ストレスを感じているのではないか、何か改善してあげたいと心配になる飼い主さんもいるでしょう。
今回は、犬が落ち着かないときに考えられる理由やストレス軽減方法などについて、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に伺いました。
犬が落ち着かないときはどうする? 飼い主さんができるストレス軽減の工夫
犬が落ち着かないときに見られるストレスサイン
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引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬がストレスを感じているときは、部屋の中を歩き回る、同じ場所をうろうろする、鳴き続ける、体をなめる、狭い場所に入りたがるなどの様子が見られる場合があります。
また、食欲が落ちる、元気がない、お腹の調子が乱れるなど、体調面に変化があらわれることもあるでしょう。
たとえば、来客があった日、留守番が長かった日、雷や工事音など大きな音が聞こえた日、生活リズムが変わった日などに、いつもより落ち着かない様子を見せることがあります。
飼い主さんから見ると急な変化のように感じても、犬なりに以前から不安や緊張を表していた可能性があります。
犬の負担になる接し方
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引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
落ち着かない様子の愛犬に、飼い主さんは安心させようとして何度も声をかけたり、時には抱っこをしたり、遊びに誘ったりしたくなるかもしれません。
しかし、犬が緊張しているときに刺激を増やすと、かえってストレスになってしまう場合があります。
また、怖がっている様子に飼い主さんが過度に不安そうな態度を見せると、犬もさらに不安を感じやすくなることがあるでしょう。
大切なことは、落ち着かない行動を無理に止めようとはせず、なぜ落ち着けないのか要因を考えることです。
環境の変化、音、におい、運動不足、退屈、留守番への不安など、背景にあるきっかけを探してみましょう。
家庭でできるストレス軽減方法

引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
解決法として、まずは、愛犬が安心して休める場所を整えることから始めてみましょう。
静かで人の出入りが少ない場所にベッドやクレートを用意し、犬が自分から入って休める環境をつくると、気持ちを落ち着けやすくなる場合があります。
生活音や外の音に反応しやすい犬には、窓を閉める、カーテンを引く、静かな部屋へ移動させるなどの工夫もよいでしょう。
まずは散歩で適度にエネルギーを発散させることが大切です。遊びについては興奮しすぎる遊びを長く続けるより、短時間で満足できる内容を取り入れると落ち着きにつながりやすくなります。
①安心できる寝床を用意する
②大きな音や刺激を減らす
③散歩や遊びの時間や内容を見直す
④留守番前後は犬を落ち着かせる接し方をする
こうした小さな工夫を続けることで、犬が安心しやすい生活環境に近づけられるでしょう。
長く続く落ち着かなさには注意
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引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
来客や大きな音、慣れない場所など、原因がはっきりしていて一時的に落ち着かないだけであれば、静かな環境で休ませることで落ち着いていく場合があります。
一方で、落ち着かない様子が長時間続く、食欲不振や下痢、嘔吐がある、呼吸が荒い、体をしきりになめる、眠れない日が続くなどの変化があるときは注意が必要です。
また、特定の場面で強い不安が繰り返される場合や、留守番中に激しく鳴く、物を壊す、排泄の失敗が増えるといった様子がある場合も、早めに獣医師や専門家へ相談しましょう。
ストレス軽減方法は、犬の性格や生活環境によって合うものが異なります。
飼い主さんが無理にすぐ改善しようとせず、愛犬の様子を観察しながら、落ち着ける時間と場所を少しずつ増やしていきましょう。
日々の小さな見直しが、愛犬の安心につながるでしょう。
監修/いぬ・ねこのきもち獣医師相談室
文/いぬのきもちWeb編集室
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性がない場合もあります。