くつろいでいるときや家事の途中、愛犬が少し離れた場所からじっと見つめてくることはありませんか? 視線に気づくと、何か伝えたいのか、甘えているのか、つい気になりますよね。犬の見つめるしぐさには、愛情や要求、不安など複数の気持ちが関係する場合があります。
今回は、犬がじっと見つめてくる理由や対応の仕方などについて、いぬのきもち獣医師相談室の原 駿太朗先生に伺いました。
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じっと見るのは愛情や信頼を示すことも
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いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬がじっと見つめる行為は、近くにいる飼い主に対する安心感や信頼感の表現の一つと考えられます。
大好きな人の様子を目で追う、そばにいたい気持ちを視線で伝える、アイコンタクトをとってコミュニケーションをしようとするなど、穏やかな気持ちから見つめていることがあるでしょう。
例えば、ソファに座っている飼い主さんのそばに寄って見つめてくる、名前を呼ぶと目を合わせてくる、散歩中に振り返って確認するように見るといった様子です。
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何かを伝えたい要求の視線かもしれない
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見つめるしぐさは、愛情だけでなく要求を伝える行動として見られることもあります。
ごはん・おやつ・散歩・遊びといった望みがある場合、犬がじっと見つめて反応を促そうとしていると考えられています。
犬がこちらをじっと見つめると、「甘えているのかな」と思いがちです。しかし、その視線が必ずしも甘えを意味するとは限りません。
毎回すぐにおやつをあげたり、要求に応えたりすると、犬は見つめれば希望が通ると学習することがあります。
かわいい視線に応えたくなる場面でも、食事や遊びの時間、量、タイミングは家族でルールを決めておくとよいでしょう。
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不安や警戒心から観察していることも
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犬がじっと見つめるときには、相手の動向を慎重に確認している場合があるようです。
知らない人が来たとき・大きな音がしたあと・叱られた直後・苦手な場所にいるときなどは、愛情からの行動とは異なり実は不安や警戒が理由になっていることもあるでしょう。
耳を後ろに倒す、しっぽが下がる、体がこわばる、目をそらす、唸る、距離をとるといった様子がある場合は注意が必要です。
このようなときに強く見つめ返したり、上からのぞき込んだりすると、犬がさらに緊張することがあります。
犬の視線を受け止めるときは、表情だけで判断せず、体全体のサインやその場の状況もあわせて見ることが大切です。
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まずは状況と体のサインを観察してみましょう
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愛犬がじっと見つめてきたら、まずは何を伝えたい場面なのか観察してみましょう。
①ごはんや散歩など決まった時間の前か
②体の力が抜けてリラックスしているか
③しっぽ、耳、口元にこわばりがないか
④苦手な音や人、場所が近くにないか
⑤元気や食欲など体調に変化がないか
穏やかなコミュニケーションとして見つめている場合は、やさしく声をかけたり、微笑むように見つめ返したりしてもよいでしょう。
要求が強い場合は、落ち着いた行動を待ってから応えるようにすると、犬も安心して過ごしやすくなります。
一方で、不安や警戒がありそうなときは無理に近づかず、刺激を減らして落ち着ける環境を整えてください。
見つめるしぐさには、愛犬からの小さなメッセージが含まれている場合があります。
日ごろから視線と全身の様子をセットで見ることで、飼い主さんも愛犬の気持ちに気づきやすくなるでしょう。
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監修/いぬ・ねこのきもち獣医師相談室
文/いぬのきもちWeb編集室
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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