お迎え当日は緊張した様子を見せていた元野犬の保護子犬。あれから約3年半、苦手だったことを一つひとつ克服し、家族に寄り添う姿を見せています。
お迎え当日、ケージの隅で不安そうに

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@nemonemotos
今回紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@nemonemotosさんの愛犬・シルビアちゃん(撮影当時、生後推定2カ月)。飼い主さんが「#最初に撮った一枚」として投稿した写真には、ケージの隅で不安そうな表情を浮かべるシルビアちゃんの姿が写っていました。
こちらは、保護犬だったシルビアちゃんを家族に迎えた当日に撮影したもの。飼い主さんにとって、当時の出来事は今でも忘れられないものだといいます。
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飼い主さん:
「保護先から我が家までの長時間のドライブ中に、シルビアは車酔いで嘔吐してしまいました。嘔吐物から寄生虫が出てきたのでそのまま病院に直行して処置していただき、初めておうちに連れてきた直後の写真です。
手前にゴハンが写っていますが、おうちに来た当日は飲み食いせずで、心配したことを覚えています。犬を飼うのは子どものとき以来で、初めて自分で飼う犬ということもあり大きな責任を感じるとともに、彼女をできる限り幸せにしてあげたいと強く思いました」
一枚の写真から始まった出会い

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@nemonemotos
動物好きの飼い主さんは、かねてより「いつか必ず犬と暮らす」と決めていたそう。犬と暮らせる環境が整い、里親募集サイトを見ていたある日、出会ったのがシルビアちゃんでした。
シルビアちゃんは野犬の子犬で、「きょうだい犬4頭が同時に里親募集されていた」といいます。
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飼い主さん:
「ほかのきょうだい犬たちが走り回っている元気な紹介写真だったのに、シルビアだけ人の足にピッタリ寄り添っていたり、抱っこの写真が使われていたのが印象に残って。
『このコとお見合いしたい』とボランティアさんにメッセージを送ったんです」

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@nemonemotos
夫婦で会いに行くと、モフモフの垂れ耳や体に似合わず大きな足、クリクリの瞳の“困り顔”に、猫派だった夫もメロメロ。「このコと家族になりたい」と、お迎えを決めたそうです。
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苦手なことだらけだった子犬時代

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「元野犬ということもあり、慣れるまで時間がかかると覚悟していた」という飼い主さん。しかし、シルビアちゃんはお迎え3日目にはおなかを見せ、1週間ほどで飼い主さんの隣で眠るようになったのだとか。
想定より早くなじんでくれたことに、飼い主さんは安堵したといいます。

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一方で、やんちゃな一面も。「子犬はイタズラをするもの」と聞き、壁一面にフェンスを張り、コードも手の届かないところに置いて準備万端だった飼い主さんですが、ある日仕事から帰ると、なんと床の一部が剥がされていたそうです。
飼い主さん:
「まさか床にいくとは……。想像を超えた子犬の力に絶句しました(笑)」
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@nemonemotos
やんちゃぶりの一方で、苦手なことも少なくありませんでした。当時は爪切りや採血ができず、お散歩やお留守番も苦手だったといいます。
トレーニングを重ね、「なんでもござれ」なコに成長

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@nemonemotos
それから月日は流れ、シルビアちゃんは3才9カ月に。見た目も大きく変わり、立派に成長しました。
トレーナーさんの指導のもとトレーニングを重ねた結果、苦手も次々と克服。もともと物覚えのよいタイプで、芸を教えると数分で覚えてしまうこともあるそう。そんな賢さも味方に、今では見違えるほど成長したといいます。
飼い主さん:
「今は爪切り、採血、サロンでのお手入れまでなんでもござれです! お散歩も上手になり、お留守番もゆっくり寝て待てるようになりました」
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飼い主さん夫婦に娘が誕生 立派な“お姉さん”に

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@nemonemotos
今年の初め、飼い主さん夫婦に娘さんが誕生しました。シルビアちゃんは赤ちゃんの泣き声を怖がるかと思いきや、立派に“お姉さん”をしているそうです。

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もともと穏やかで優しい性格で、ドッグランでほかのコに吠えられても、見つめるだけで滅多に吠え返さないというシルビアちゃん。その優しさは、飼い主さんの娘さんへの接し方にも表れているといいます。
飼い主さん:
「最近は妹に構われて、少し困った顔で離れていくこともあります。でも、気づくと近くにいるので、満更でもないのか、面倒を見なくてはという気持ちなのか……。なんにせよ、ほどよい距離感で過ごしてくれてありがたい限りです(笑)」
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つらいときにそっと寄り添ってくれる、大きな存在

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@nemonemotos
シルビアちゃんは、飼い主さん家族にとって大きな支えになっているといいます。妊娠から出産、子育てへと生活が大きく変わるなかでも、シルビアちゃんの存在が飼い主さんの心を支えてきました。
飼い主さん:
「妊娠、出産、子育てと、シルビアにとっても変化が多く大変だったはずですが、私がつらい気持ちになるとすぐに飛んできて寄り添ってくれました。
初めての子育てで手探りのなか、シルビアの存在は私たち家族にとって本当に大きな救いになっています。これからも、彼女が楽しい毎日を送れるように尽力したいと思っています」
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爪切りもお留守番も苦手だったシルビアちゃんが、今ではさまざまな苦手を克服。ケージの隅で不安そうにしていたあのころから、こんなにも頼もしく成長しました。
写真提供・取材協力/@nemonemotosさん/X(旧Twitter)
取材・文/凛香
※文中の表現は、飼い主さんご自身の表現に沿っています。
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2026年7月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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