保護センターから家族に迎えられた子犬。息子さんに抱かれて眠っていたころから13年、飼い主さんは今、あらためてその存在の大きさを感じています。
保護センターで出会ったテラゾーくん

引用元:
@TerazoDog
紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@TerazoDogさんの愛犬・テラゾーくん(取材時13才)。この写真は、保護センターから迎えたばかりのころの一枚です。
お迎えから5日目のころは、当時12才だった息子さんの腕にすっぽり収まるほどの小ささだったそう。寂しがって鳴いているときに息子さんが抱っこすると、安心したのかそのままスヤスヤ眠ってしまったこともあったといいます。
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飼い主さんは以前にも保護犬と暮らしていました。先代犬を17才で見送ったあとは、引っ越しなどでしばらく犬を迎えられない時期が続いたそうです。生活が落ち着いたころ、息子さんも犬のお世話ができる年齢になり、再び保護犬を迎えようと考えたといいます。
そんななか、山中に捨てられていた犬の親子が保護されていることを知り、会いに行ったのがテラゾーくんとの出会いでした。
保護センターには、テラゾーくんと一緒に保護されたきょうだい犬3頭もいたそうです。母犬はすでに譲渡先が決まっていました。飼い主さん家族に子犬を育てた経験があったことなどが考慮され、テラゾーくんの譲渡が決まったといいます。
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お迎えしたばかりのころは、夜になると寂しそうに

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@TerazoDog
新しい暮らしが始まると、昼間は興味津々で家の中を探検していたテラゾーくん。ところが、夜になると寂しそうに鳴き始め、とくにケージに入れると夜鳴きがひどくなったそうです。

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@TerazoDog
当時の様子について、飼い主さんはこう振り返ります。
飼い主さん:
「テラゾーはとても甘えん坊でもありました。それまで母犬やきょうだい犬と身を寄せ合って過ごしていたのに、突然ひとりになったのですから、寂しがるのも無理はありません。
夜鳴きをそのままにしておくべきなのか、それとも何とか安心させてあげたほうがいいのか、家族みんなで悩みながら試行錯誤したことを覚えています」
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垂れ耳だった子犬から、大きく成長した13才の今

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@TerazoDog
それから13年。小さかったテラゾーくんは、見た目も行動も大きく変化しました。今では体重24kgにまで成長。垂れていた耳も少しずつ立ち上がり、大きくピンと立った耳が印象的な姿になりました。

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@TerazoDog
好奇心旺盛な性格で、散歩ではぐいぐいと引っ張り手を焼いた時期もありましたが、息子さんがしつけ方法を調べて実践。今では横について歩けるようになったといいます。
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13才の今も変わらない家族を探す姿 人が大好きな一面も

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@TerazoDog
一方、お迎えしたころから変わらない一面も。飼い主さんは、テラゾーくんを「誰かと一緒にいたい寂しがり屋」だと話します。
散歩中でも家の中でも、飼い主さんたちの姿が見えなくなると「どこにいるの?」というように周囲を見渡し、探すというテラゾーくん。甘えん坊なところは、今もお迎え当初のままだそうです。
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@TerazoDog
そして、人が大好きなのもテラゾーくんらしさのひとつ。
飼い主さん:
「もしかすると、『すべての人間が自分のことを好き』と思っているのではないかと思うほどです。柴犬のお友達と一緒にいるときには、通りすがりの人が『あの白いワンちゃんかわいい』と言っただけで、自分のことだと思ってしまい、2頭そろってサッと振り向くこともあります」
飼い主さんは、そんなテラゾーくんの「人を好きでいる気持ち」をこれからも持ち続けてほしいと話します。
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手術後のテラゾーくんを支えた、98才の祖父の手作りマット

引用元:
@TerazoDog
これまでの暮らしのなかでは、家族みんなで支え合った出来事もありました。
最近、テラゾーくんは両方の後ろ脚の手術を相次いで受け、その後はリハビリをすることに。一時は元気がなく、ほとんど何も食べられない時期もあったそうです。
そんなテラゾーくんのために、98才の飼い主さんの祖父がノーズワークマットを手作りしてくれたのだとか。
飼い主さん:
「テラゾーはすぐに顔を近づけてクンクンと匂いを嗅ぎ始めました。3日間ほとんど何も食べられなかったのですが、そのノーズワークマットをきっかけに、少しずつフードも食べてくれるようになりました」
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@TerazoDog
今ではすっかり回復し、散歩も再開しているそうです。家族にとって、忘れられない出来事になりました。
「私たちのほうこそ、守られ、支えられてきた」

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@TerazoDog
13年をともにした今、テラゾーくんは家族にとって大切な存在に。いつもまっすぐな眼差しを向けてくれ、その視線を感じると、不思議と心が落ち着くのだそうです。
飼い主さんは、テラゾーくんと過ごしてきた日々をこう振り返ります。
飼い主さん:
「最初は『守ってあげなければならない存在』だと思っていました。でも、長い年月を一緒に過ごして振り返ってみると、私たちのほうこそテラゾーに守られ、支えられてきたのだと感じます。
一緒にいることが当たり前になり、いつの間にか、お互いにとってなくてはならない存在になっていました」
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@TerazoDog
テラゾーくんが「人っていいな」と信じていられるような環境を守っていきたいと話す飼い主さん。最後に、ともに過ごす日々への思いをこう語りました。
飼い主さん:
「これからも家族みんなで健康に気を配りながら、一日でも長く、穏やかで幸せな時間を一緒に過ごしていきたいと思っています」
写真提供・取材協力/@TerazoDogさん/X(旧Twitter)
取材・文/凛香
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2026年9月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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