夜、飼い主さんがソファで休んでいるときや寝ようとしたとき、愛犬がそっと体を寄せてくることはありませんか?
寒いからくっつくのか、甘えたいのか、なぜ夜になると距離が近くなるのか気になる場面もあるでしょう。
犬が夜くっつく理由や寒さとの関係、注意したいサインなどについて、いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生に伺いました。
犬が夜くっついてくるのは寒さのせい? 行動に隠れた気持ちを解説
夜にくっつくのは安心したい気持ちが関係することも
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引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬が夜に飼い主さんのそばへ来て体を寄せるのは、安心できる相手の近くで休みたい気持ちがあり、犬は信頼している相手のそばで眠ることで、落ち着いて休みやすくなることがあるようです。
日中は別の場所で過ごしていても、部屋が静かになり、家族の動きが少なくなる夜は、より安心できる場所を選びたくなるのかもしれません。
また、飼い主さんのにおいや体温を感じることで、甘えたい気持ちが満たされる犬もいます。
寒さを感じて体を寄せている場合もある
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引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
夜は日中より室温が下がりやすく、床や窓際から冷えを感じることがあります。そのため、愛犬が飼い主さんにぴったりくっつく行動には、暖かさを求める気持ちが含まれる場合もあるでしょう。
とくに短毛の犬、シニア犬、脂肪が少ない犬などは寒さを感じやすい傾向があるため、寝床の環境を見直したいところです。
一方で、寒さだけが理由とは限らず、甘えや習慣、安心できる寝場所として選んでいることもあります。
逆に温めすぎると、かえって寝苦しくなることもあるため、室温や愛犬の様子をあわせて確認しましょう。
寒さだけでなく不安や体調不良が隠れていることも

引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
夜にくっついてきても、呼吸が穏やかで、体に余計な力が入っておらず、朝もいつも通り元気に過ごしているなら、信頼や安心のサインのひとつとして受け止めてもよさそうです。
ただし、震えている、体を丸めたまま動きたがらない、呼吸が荒い、急に離れなくなった、夜中に落ち着かず何度も起きるなどの様子がある場合は注意が必要です。
寒さの影響だけでなく、体調不良や痛み、不安が隠れていることも考えられます。
食欲や元気、排泄の変化もあわせて観察し、いつもと違う状態が続くときは動物病院に相談しましょう。
まずは寝床まわりの環境を確認してみましょう
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引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
愛犬が夜にくっついてくる理由が気になるときは、まずは寝床まわりの環境を確認してみましょう。
室温や湿度、床からの冷え、エアコンの風向き、寝床の位置を見直すと、落ち着きにくさと関係しているか考えやすくなります。
ブランケットや犬用ベッドを用意し、愛犬が自分で暖かい場所と少し涼しい場所を選べるようにしておくのもよい方法です。
一緒に眠る習慣がある場合は、寝返りで圧迫しない位置を意識し、愛犬が自由に出入りできる状態にしておくと安心です。安心して休める選択肢を増やしてあげましょう。
夜のくっつき方は愛犬の気持ちを知る手がかりに
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引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬が夜くっついてくる行動には、甘えたい、安心したい、暖まりたい、いつもの場所で眠りたいなど、いくつかの理由が重なっている場合があります。
大切なのは、くっつくかどうかだけで判断せず、普段の寝方や季節、室温、体調の変化とあわせて見ることです。
いつも通り元気で、穏やかに体を寄せて眠っているなら、飼い主さんのそばを安心できる場所と感じているサインのひとつかもしれません。
愛犬が心地よく休める環境を整えながら、夜の小さな甘えをやさしく見守ってあげましょう。