愛犬がフローリングやソファの上で、体を思いきり伸ばして眠っている姿を目にしたことはありませんか?
そんな姿に、リラックスしているのかな、暑いのかなと気になる飼い主さんもいるでしょう。
今回は、愛犬が体を伸ばして眠る心理や、飼い主さんがチェックすべきポイント、そして注意が必要なサインについて、「いぬのきもち獣医師相談室」の岡本りさ先生に伺いました。
犬が伸びて寝るのはリラックスしているから? 寝姿にあらわれる気持ちやサインを解説
体を伸ばす姿勢は、心身がリラックスしている証拠かも?
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引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
お腹や足まわりを大きく出す姿勢は、すぐに動き出しにくい体勢です。犬が足を伸ばして寝ているときは、体の力が抜けていて、安心できる場所で落ち着いて休めているといえるでしょう。
飼い主さんのそばや、いつものベッド、家族が過ごすリビングなどで伸びて眠っているなら、その場所を心地よく感じているのかもしれません。
ただし、リラックスしているだけではなく、気温や寝床の感触、疲れ具合など、いくつかの理由が重なっていることもあります。
暑さや寝床の快適さが関係することも
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引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
愛犬が体を大きく広げて寝ている場合、体温を下げようとする「放熱」が目的である可能性も考えられます。
とくに暑い季節や、室温が高めの部屋では、体を広げて床に触れる面を増やし、少しでも涼しい姿勢を選んでいることがあるでしょう。
フローリングや冷感マットの上で伸びている場合は、涼しさや寝心地を求めているのかもしれません。
一方で、季節に関係なく同じ場所で伸びて寝る犬もいます。その場合は、その寝床の広さややわらかさ、周囲の落ち着きが愛犬に合っている可能性もあります。
ぐったりしていたり呼吸が乱れていたりする際は要注意
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引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
伸びて寝ていても、呼吸が穏やかで、起きたあとにいつも通り食べたり遊んだりしているなら、心配しすぎなくてもよいでしょう。
体勢を変えながら眠れている、名前を呼ぶと自然に反応する、寝起きの動きが普段と変わらない場合も、落ち着いて休めていると考えてよいでしょう。
ただし、ぐったりして動きたがらない、呼吸が荒い、舌を出して苦しそうにしている、体が熱く感じるなどの様子がある場合は注意が必要です。単なる寝相の問題ではなく、熱中症による体調不良や、何らかの病気が隠れているケースも否定できません。
また、急に同じ姿勢ばかりで寝るようになった、立ち上がりにくそうにする、触ると嫌がるといった変化が続くときは、痛みや不調の可能性も考えて動物病院を受診しましょう。
まずは、現在の室温や寝床の環境を見直すことから始めましょう
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引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
愛犬が伸びて寝る姿を見て気になるときは、まずは室温と寝床の様子を確認してみましょう。
エアコンの設定、湿度、直射日光の入り方、床の冷え方、寝床の広さ、静けさ、風通しなどを見直すと、愛犬がその姿勢を選ぶ理由を考えやすくなります。
暑い時期は、涼しい場所とやわらかい寝床を複数用意し、犬が自分で移動できるようにしておくと安心です。
反対に、冷えすぎる場所で長く寝ている場合は、ブランケットや別のベッドを用意して選択肢を増やしてあげましょう。愛犬が安心してくつろげるよう、適切な住環境を整えてあげることが飼い主さんの大切な役目です。
伸びて寝る姿は愛犬の快適さを知る手がかりに
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引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬の寝姿には、安心感、気温、疲れ具合、寝床の好みなどがあらわれることがあります。
伸びて寝る姿も、リラックスしているサインのひとつとして見られる場合がありますが、それだけで気持ちを決めつけないことが大切です。
普段の食欲や元気、呼吸、寝起きの様子に変化がなければ、愛犬が心地よく休めている姿として見守ってよいでしょう。
日ごろからいつもの寝方を知っておくと、小さな変化にも気づきやすくなります。
愛犬が安心して眠れる場所を整えながら、穏やかな寝姿をそっと見守ってあげましょう。