愛犬が朝から夕方まで、気づくとベッドやソファで眠っていることはありませんか?
一日中よく寝ているように見えると、寝すぎではないか、退屈なのか、体調が悪いのかと気になる飼い主さんもいるでしょう。
今回は、犬が休息を多くとる心理的な背景や、飼い主さんが把握しておくべき睡眠パターンの変化について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に詳しく解説していただきました。
犬が一日中よく寝ているのは寝すぎ? 見逃したくない睡眠の変化とは
犬はもともと長く休む時間が必要なことがある
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引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬が一日中よく寝ているように見えると、活動が少なすぎるのではと心配になることがあります。
しかし、犬は人よりも眠ったり休んだりする時間が長く、浅い眠りと覚醒を繰り返しながら過ごすことがあります。
特に成長段階にある子犬や、体力の維持が必要なシニア犬の場合、体のケアや回復を優先するために、自然と睡眠時間が長くなる傾向があります。
また、散歩や遊びのあと、来客や外出などで刺激が多かった翌日は、疲れをとるために長めに休むこともあります。
寝ている時間だけで寝すぎと決めつけず、起きているときの元気や食欲もあわせて見ることが大切です。
退屈や安心できる環境が睡眠時間に関係する場合も
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犬がよく寝る背景には、安心して休める環境が整っていると言えるでしょう。
お気に入りの寝床で体を伸ばしたり、飼い主さんの近くでうとうとしたりしているなら、落ち着いて過ごせているサインのひとつかもしれません。
その一方で、日々の生活に変化が乏しく、退屈な時間が続いてしまうことが原因で、暇つぶしのように眠って過ごす時間が増えているケースも考えられます。
よく寝ること自体が悪いとは限りませんが、生活リズムとの関係も見ておきたいところです。
「様子を見て大丈夫な状態」と「病院へ行くべきサイン」の見分け方
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引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
よく寝ていても、起きたときに反応があり、食欲や排泄がいつも通りで、散歩や遊びにも自然に参加できるなら、年齢や季節、前日の疲れなどの要因によって、眠る時間が一時的に増えているのかもしれません。
ただし、急に寝てばかりになった、呼んでも反応が鈍い、起きても元気がない、食欲が落ちている、呼吸が荒い、歩き方がいつもと違うなどの変化がある場合は注意が必要です。
痛みや体調不良、加齢による変化が睡眠の増加としてあらわれることもあります。いつもと違う状態が続くときは、自己判断で様子を見ず、動物病院に相談すると安心です。
まずは一日の過ごし方を記録してみましょう
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引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
愛犬が寝すぎではないかと気になるときは、まずは一日の過ごし方を記録してみましょう。
寝ている時間だけでなく、起きている時間の表情、食事量、飲水量、排泄、散歩への反応、遊びへの意欲を見ておくと変化に気づきやすくなります。
また、室温や湿度、寝床の場所、日中の刺激の量も確認したいポイントです。
退屈そうな時間が長い場合は、短い遊びや知育トイ、無理のない散歩を取り入れて、生活にほどよいメリハリをつけるのもよいでしょう。
ただし、疲れている様子があるときは、無理に起こして運動させないことも大切です。
睡眠パターンの変化は、愛犬の体調を把握するバロメーター
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犬の睡眠時間は、年齢、体力、気温、運動量、安心感、体調などによって変わることがあります。
ずっと眠っているように感じられても、起きている時間帯に愛犬が活発で、 普段通りに食べて動けているなら、休息をとれている姿として見守ってよいでしょう。
普段の睡眠リズムを知っておくと、体調の変化にも気づきやすくなります。
愛犬が安心して眠れる環境を整えながら、起きている時間の元気もあわせて見守ってあげましょう。