今週の「柴犬のここが好き」
あごで前進できるとこ。
ずりずり……。
あごを地面にこすりつけながら、器用に前進してくる柴犬さん。 あれは一体何なのでしょうか?
あごが痒いのか、それとも匂いをこすりつけているのか。 はたまた、床を掃除してくれているのか。
それともストレッチの続きなのか。
皆さんはどれだと思いますか?
きっとその答えは、柴犬さんの数だけあるのでしょう。
見ているこちらが「あご、すりむけたりしない?」と心配になるほど、実に熱心な動きです。
フローリングの上なら、きれいにスーッと滑っていくので「遊んでいるのかな?」と思えます。
一方で、硬めの絨毯の上なら、ちょうど痒いところに手が届く絶好のスポットなのかも?
ほふく前進とも違う、あの独特な動き。
後ろ足を上手に漕いで前進する姿を見ていると、「肩の構造はどうなっているの?」と不思議でたまりません。
実に器用ですよね。
ぜひ柴犬の皆さんに初めてこの動きをした日のことを思い出してみて欲しいのです。
偶然できた動きなのか、意図的にやっているのか。
それとも、DNAに深く刻まれた柴犬の伝統芸能なのか……。
何気ない動きの一つひとつも、あえて深掘りして理由を探ってみる。
そんな視点で観察してみると、柴犬との暮らしがまた一段と楽しくなります。
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今週のおまけ
こよみさんの理解できない行動のうちの一つ。
自分のベッドを『こねくり回すとこ』です。
いつもスヤスヤ寝ているお気に入りのベッド。
それなのに、スイッチが入るとなぜかそのベッドをこねくり回すのです。
完全にひっくり返して、さらにこねこねしていますね。
さながらパン職人です。
蕎麦打ちか?
この行動には正解もなければ、明確な終わりもありません。
上手にひっくり返せた時は大袈裟に褒めてみるのですが、それが正解なわけでもないようで、
ひっくり返せばいいというものではないのです。
全然納得がいっていない表情のまま、ひっくり返ったベッドをそのままにして立ち去ることもあります。
また、ひっくり返ったベッドの上で上手に丸まって寝ることもあります。
もう一度ひっくり返して元に戻そうとして、中途半端に折れた状態のベッドに無理やり乗って、背中が変にカーブしたまま寝ることもあります。
正解がないのではなく、どれも正解なのかもしれないし、
本当は本犬には「こうしたい」思いがあるのかもしれませんが、いつも失敗に終わっているのかもしれません。
なにはともあれ、こよみさんが何かに満足することはありません。
こよみさんはいつも何か不満そうなのです。笑
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作者紹介:ここ柴
京都府在住。柴犬の魅力をイラストで表現してSNSで発信、共感を呼び、「ここ柴部」のハッシュタグとともに話題に。そのイラストは、ドラマ・映画「柴公園」のエンドロールにも登場。柴犬たちのクスッと笑える生態を描いた書籍「柴犬のここが好き」を出版。
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