いぬのきもち

酸素を運び、体を守る。そんな血液のファーストミッションは人も犬も同じです。しかし、体格や代謝、体温調節の仕組みが違えば、血液の動かし方やトラブルへの反応も変わってきます。今回は“犬ならでは”の血液の特徴について獣医師の角山優輔先生に伺いました。


血液の成分や役割は人も犬もかなり共通している


見つめる犬

血液のおもな役割は、全身に酸素や栄養を届け、不要な老廃物を回収すること。その成分は人と共通しており、酸素を運ぶ「赤血球」、細菌やウイルスと戦う「白血球」、出血を止める「血小板」、これらを循環させる液体成分の「血漿(けっしょう)」で構成されています。血液はまさに体内を巡るインフラのような存在。ただし、人と犬では体格や代謝、体温調節の仕組みが異なるため、同じ刺激を受けても体への影響のあらわれ方は変わってきます。


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